出しトレとはなにか?
出しトレは1対1で行う頭の整理整頓、考えのデフラグです。
出しトレは、自分の頭の中の情報、悩み、課題をすべて出し整理整頓する、アウトプット力向上トレーニングです。
トレーニングを通して、自分や周囲の情報を整理整頓できるようになります。
最終的に仕事の効率化、円滑なコミュニケーションに繋がります。
デフラグとは
パソコンの用語で断片化したデータをスムーズに引き出しやすいように配置・整理し直す、処理のことをデフラグと言います。
このような課題を抱えていませんか?
- 自分で物事を決められない
- 離職率が高い
- 指示がくるまで動けない
- 物事を考えられない
- 社内での関係性が作れない
- 自立できていない
現状、上記のような状態になりやすいのは若手〜中堅社員です。
20代から30代の若手社員は様々なツールを使って情報収集能力は非常に高い世代と言われています。
情報収集能力が高い反面、情報が入りすぎ情報過多になることが多く見受けられます。
漏斗のように間口をどんどん広げて情報を受け入れようとする姿勢はいいですが、
詰まってしまいアウトプットができなくなり、頭の中がパンクしてしまうという悪循環を生み出します。
ここで一番問題なのはこのことに本人は一切気づいていないということです。

アウトプット力は個別能力の問題ではありません。
頭の中の情報がパンパンになりすぎると、通常できるパフォーマンスの半分になると考えています。
アウトプット力を向上させることで今、自分のするべき作業が明確になり、パフォーマンスが飛躍的に向上していきます。
具体的には、社内外問わず、踏み込んだ議論・意見が出せるようになり、関係性の質が改善され、結果の質に変化が見られます。
社内においては、エンゲージメント向上。社外においては、CS向上に繋がります。

最初に全てアウトプットするということが重要です。
自分に変化を与えるにはまず思っていることをすべて出すことから始まります。
先にインプットから行うと頭の中で情報をまとめてから吐き出そうとします。
私たちの考える手順は「アウトプットしてから、考え、整理して頭の中に戻す」という手順です。
そうすることにより、頭の中に情報を入れた時に、どこに整理すればいいのかがわかるのです。
そして課題に対してどのように考えればいいのかが必ず見えてきます。

変化の曲線は実際はゆっくりです。
ある程度トレーニングをしても自分の納得できる成長、変化が感じられない期間があります。これは勉強、スポーツでも必ずあります。
習熟曲線(学習曲線)が表すように「自分がこうでありたい」というようなイメージとは違い明確な変化は遅く、その過程で必ず2,3度、必ず伸び悩み期があります。
その伸び悩みを超えたときに大きな成長(変化)が必ず訪れます。
この曲線は出しトレにも当てはまります。
ゆっくり焦らず、定期的に出しトレを実践することで最終的には大きな変化と変わります。

具体的な活用方法
企業様に活用頂いている方法は「集合研修×出しトレ」です。
例えば、営業研修にてヒアリング力を全体でトレーニングし、自発性が生まれない個人に対して出しトレを行います。
人の話が聞けない=頭の中の情報を出し整理することを通して、最終的にヒアリング力を向上させるのです。